旅行業者代理業とは?

旅行業者代理業とは、報酬を得て、旅行業者の代理として旅行者と旅行に関する契約を結ぶ行為を、事業として行うものを言います。

つまり旅行会社の代理として旅行者と契約を結び、報酬を得るビジネス、ということです。

旅行業者代理業に必要なこと

旅行業者代理業は、旅行業者と委託契約(旅行業者代理業業務委託契約)を結ばなければいけません。

この契約は1社としか結べません。

複数の旅行業者と委託契約を結ぶことはできません。

また、この契約を結んでいない状態で旅行業者代理業としての登録は受けられません。

旅行業者代理業登録

旅行業登録では営業保証金の供託が必要ですが、旅行業者代理業では営業保証金の供託の義務はありません。

ただし委託契約を結んだ旅行業者が供託の届出をするまでは営業を始めることはできません。

また旅行業者代理業は、有効期間の定めがなく、更新の必要がありません。

ただし、旅行業者との委託契約が効力を失ったり、契約していた旅行業者が旅行業登録を抹消された場合は、旅行業者代理業の登録は失効します。

旅行業者代理業登録の申請先

旅行業者代理業登録の申請先は、主たる営業所の所在地を管轄する都道府県となります。