京都市の旅館業に関する条例に適合していることを確認する書類とは?

京都市では旅館業に関する条例が改正され、2020年4月1日より施行されます。

これにより簡易宿所営業を取得している施設は「駐在規定」を守っている必要があります。

駐在規定についてはこちらをご覧ください。

法令遵守が確認できる書類とは?

現在Airbnb社に登録している事業者様には、同社より「法令遵守が確認できる書類」の提出を求める連絡が来ているそうです。

「法令遵守が確認できる書類」とは何でしょうか?

京都市では昨年12月より「旅館業(簡易宿所営業)施設における条例適用状況の照会制度」が設けられました。

この制度を利用することで、平成30年9月14日までに旅館業の許可申請を行った施設の条例適用状況を確認することができます。

申請書等はこちらのページからダウンロードできます。

注意事項

この照会制度は京都市保健福祉局医療衛生推進室医療衛生センターに持参して提出します。

また回答もセンター窓口で付与されます。

郵送での対応は今のところ行っていないようです。

京都市保健福祉局医療衛生推進室医療衛生センターですが、旅館業の申請窓口と同じ場所にあります。

回答までに必要な期間ですが、特に変更事項などない場合で10日ほどかかるようです。(2020年2月17日現在)

しかし施設外玄関帳場を設けるなど、現地調査が必要な変更事項がある場合、現地調査を行ってからの処理になりますので、もっと時間はかかるとのことです。

また条例が施行される4月1日が近くなると申請数が増え、更に回答までの時間がかかる可能性があります。

4月1日以降も京都市で簡易宿所営業を続けられる場合は、なるべく早く照会をすることをお勧めします。