なぜ行政書士に依頼するのか?メリットはあるのか?
「家買ったらお願いするね!」
「裁判とかになりそうな時に頼むわ!」
「行政書士」というと、このように言われることが大変多いです。。。
しかし残念ながら、こういった場合は行政書士では対応できません。
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行政書士は何をするのか?
行政書士の仕事は、主に事業に必要な許認可を取得したり、契約書などの書類を作ったり、といったことになります。
「営業許可なんて自分でできるでしょ?頼む意味があるの?」
確かに営業許可などの取得はご自身でもできますが、行政書士に依頼するメリットがあります。
メリット1)許可の可能性が上がる
どんな許認可も要件が決められています。
よくある要件としては、
- 人に関わる要件(実務経験○年以上、など)
- 必要な資格を持っているかどうか
- 設備の要件(窓の面積が○㎡以上、など)
- 資金要件(資本金○万円以上、など)
こういったものがあります。
まずはご自身や会社がこのような要件を満たしているか確認する必要があります。
もし不足があるなら、どうしたら要件を満たせるか、を考えなければいけません。
行政書士に相談すれば、要件を満たしているか確認し、もし難しい場合は代替え案を提案したり、許可取得までのスケジュール(あと○年待って、その間はこのようなことをしておきましょう、など)をお伝えすることができます。
どうやっても許可を得ることが難しい場合は、その旨お伝えします。
メリット2)許可取得までの時間が短縮される。
要件を満たしていれば、次は必要な書類を集めなければいけません。
どういった書類が必要なのか調べ、必要があれば役所に行って取得します。
もし書類がない場合は別の書類で代用できるのか、考えなければいけません。
行政書士であれば、必要書類について案内し、必要に応じて担当窓口で協議をしたりできます。
ご自身で調べたり、事前に役所に行って相談をするなどの時間をかけなくてもよくなります。
メリット3)記載のない添付書類の提案
手続きの種類によっては役所のホームページなどに記載されている必要書類以外のものを添付したほうが良い場合もあります。
行政書士ですと、これまでの経験によって記載がなくても必要な書類を知っていますので、前もって用意することでスムーズに申請できます。
メリット4)許可取得後の対応サポート
許認可によっては許可を取った後、更新があったり、何か手続きをしなければいけないものがあります。
こういったものは決められた期限内に必要な手続きをしなければ許可が失効してしまうこともあります。
運転免許のように事前に連絡があればいいのですが、許可の種類によっては事前連絡がなく、期限を過ぎれば自動的に失効となるものがありますので要注意です。
会社の役員が変わったり、社員の入退社があった場合に手続をしなければいけないこともあります。
また法令の改正によって新たな手続きが必要になる場合もあります。
個人では手続きを忘れたり、法改正の情報を得る手段がないこともあります。
行政書士に対応を依頼すれば、こういった手続に悩むことなく事業に専念できます。